「ファッションはアート」メットガラ2026のベストルック10選

季節はめぐり、こうしてまた5月の第一月曜日がやってきた。毎年この日に開催されるイベントといえば、ファッションの祭典「メットガラ(Met Gala)」にほかならない。今年のドレスコードは「Fashion is Art」。ニューヨークのメトロポリタン美術館が世界に誇る絵画や彫刻、その他のオブジェとともに歴史的な衣服とコンテンポラリーな衣服を展示することで「身体」と「衣服」の関係性に光を当てる、同館のコスチューム・インスティテュートの特別展「Costume Art」にオマージュを捧げた。メットガラといえば、ファインアートを着想源としながら、デザイナーとセレブリティたちがどこまでもワイルドで華やかな“ファッションの夢”を披露する場所。アナ・ウィンターをはじめ、ビヨンセやニコール・キッドマン、ヴィーナス・ウィリアムズといった共同ホストたちがドレスコードを自由に解釈した装いでレッドカーペットに立ち、観客を沸かせたことはいうまでもないだろう。サンローランをまとったマドンナから“生ける”芸術作品となったチェイス・インフィニティ、さらにはオリヴィエ・ルスタンがデザインした骸骨ドレスに身を包んだビヨンセまで、今年もセレブリティたちがめくるめくルックを披露。ここからは、本誌がセレクトしたベストルック10選を紹介する。

1. ビヨンセがメットガラに復帰

ビヨンセが10年ぶりにメットガラにカムバック!「ロックにインスピレーションを得たニューアルバムのリリースを発表するのではないか」と噂されている歌姫は、このイベントの共同ホストのひとりとしてレッドカーペットに再び降臨した。そんな彼女が選んだのは、親密なコラボレーターであるオリヴィエ・ルスタンによる、“骸骨”をイメージしたドレス。ルスタンにとっては、2025年11月にバルマンのクリエイティブ・ディレクターを退任して以来、初めて手がけたカスタムメイドのドレスとなった。

2. コールマン・ドミンゴのカラフルなハーレクインルック

俳優および劇作家として活躍するコールマン・ドミンゴは、ヴァレンティノによるフルカスタムルックでレッドカーペットに登場。カラフルなハーレクインプリントのトップスにブラックのカマーバンドを合わせ、ブシュロンのジュエリーとオメガの腕時計を添えた。ドミンゴの目もとを彩る、パステルブルーのアイシャドウにも注目!

3. リアーナ&エイサップ・ロッキーのカップルコーデの理想型

世界を魅了してやまない大人気カップルのリアーナとエイサップ・ロッキーがメットガラのレッドカーペットで私たちを失望させることなんて、絶対にありえない。今年リアーナが選んだのは、メゾン マルジェラのアーティザナルコレクションに着想を得たルック。エイサップ・ロッキーはシャネルのローブをまとい、ふたり仲良く会場に到着した。

4. サブリナ・カーペンターのフィルムストリップドレス

ヘッドライナーを務めたコーチェラ2026のステージでジョナサン・アンダーソンによるカスタムメイドのルックを披露したサブリナ・カーペンター。この日はまたしてもアンダーソンによるカスタムドレスをまとってメットガラのレッドカーペットに登場。フィルムストリップを使った、インパクトフルなルックを披露した。

5. テヤナ・テイラーの“全身タッセル”ルック

シンガーソングライター、俳優、モデルとマルチに活躍するテヤナ・テイラーが選んだのは、トム フォードによる“全身タッセル”ルック。近年の賞レースに続き、メットガラのレッドカーペットでも圧倒的な存在感を発揮した。遊び心がありながらもパワフルなルックは、まるで溶けているかのよう。テイラーが歩くたびに形を変える様子も印象的だった。

6. チェイス・インフィニティのカラフルな“全身芸術”

新進気鋭の若手俳優チェイス・インフィニティは、トム ブラウンによるレインボーカラーのドレスで会場を魅了。150万点以上のスパンコールを重ねて作られたドレスは、「ミロのヴィーナス」にインスパイアされたもの。もうひとつのポイントは、600色以上のシルク糸を用いたフリンジ。まさに芸術作品と呼ぶにふさわしいルックだ。

7. マドンナのゴシックルック

7年ぶりとなるニューアルバム『Confessions II』のリリースを発表し、ダンスフロアへの帰還を宣言したクイーン・オブ・ポップことマドンナ。そんな彼女は、サンローランのクリエイティブ・ディレクターを務めるアンソニー・ヴァカレロによる、シュールなゴシックルックを披露した。

8. マーメイドになったBLACKPINKジェニー

世界的人気を誇るK-POPガールズグループBLACKPINKのジェニーは、4月28日にフランスのビアリッツで発表された、マチュー・ブレイジーによるシャネルのクルーズコレクションのマーメイドドレスをセレクト。まるで本物の人魚のように、メタリックなスパンコールを輝かせながら階段を上った。

9. ハンター・シェイファーの“着られるクリムト”

印象的なルックで度々話題にあがるハンター・シェイファー。そんな彼女が選んだのは、花のモチーフが美しい「トレーン」を描く、プラダのエレガントなドレス。このドレスは、グスタフ・クリムトの名画《メーダ・プリマヴェージの肖像》に着想を得ている。

10. アレックス・コンサーニがまとう、ファッションの未来形

モデルのアレックス・コンサーニは、グッチのアーティスティック・ディレクターを務めるデムナ・ヴァザリアによるカスタムドレスをまとってメットガラのレッドカーペットに登場。真っ黒な羽に覆われた、サンドロ・ボッティチェリの名画《春》にインスパイアされたドレスを披露した。

すべての画像は掲載されているブランドによって提供されたものです。メットガラ2026の詳細は、10マガジン ジャパンのInstagramをチェック!

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