世界を舞台に活躍するLicaxxxが語る、DJの極意

音楽がテーマの『10 Magazine Japan2025年春夏号では、ダンスフロアで繰り広げられる新たなムーブメントにフォーカス。ここでは本誌で登場した世界各国で活躍するDJ Licaxxxのインタビューを紹介する。

──DJセットを作る際のアプローチについて教えてください

CDJとヴァイナルを半々ぐらいの割合でDJをしてます。レコードは持っていける量が決まっているので、イベントに合わせてかけられそうなものを選ぶことが多いです。がっちりセットを決めていくことはほぼなくて、イベントの前後の流れやフロアの雰囲気を重視しています。

──絶対に外せない十八番の1曲は?

時期によって変わるけど、今ならObekaの「Temple Drum」。

──観客を魅了するDJとは?

私はロングミックスでフロアを温めていくタイプなので、与えられた時間でストーリー性を大事にしています。フロアで踊ってる人にはそれぞれの物語があって、DJとして私のセットを彼らのストーリーの一部に組み込んでもらえてたら嬉しいです。

──ダンスフロアを盛り上げる1曲とは?

最近だとジョイ・オービソンの「flight fm」。曲のリリース前からBen UFOや他のイギリスのDJがかけていて話題になっていました。ラッパーのリル・ヨッティー、フューチャー、プレイボーイ・カルティとフィーチャリングした歌詞のあるバージョンが出てからは、UKダンスミュージックが好きな人以外にも認知度が広がった曲です。

──あなたにとって音楽とは?

服を着て過ごすのと同じように、音楽は生きていく日常のなかで必要不可欠みたいな感じ。自分のその「時」を映すアティチュードでもあります。

──DJ中にフロアで起こった最もユニークな出来事は?

「楽しくて踊っちゃう!」みたいな状況をコントロールして作り出しているのは、ある種のユニークなことかな、と思います。

Profile
Licaxxx(リカックス)
2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調に、大胆にフロアをまとめ上げる。2022年には、アジアとヨーロッパのツアーを成功させ、世界各国で活動の幅を広げ続けている。国内外のDJとの交流の場を目指すビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」を主宰。毎月第3木曜日にストリーミング配信中。

Photographer TOKI
Coordination SHAWN WOODY MOTOYOSHI
Hair and Make-up YUTAKA IZUSHIMA

他にも今をときめくアーティストのインタビューが多数掲載!『10 Magazine Japan2025年春夏号をぜひチェックして!

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