ジミー チュウのクリエイティブディレクター、サンドラ・チョイがデスクを公開。


Shoko Natori

目がその人の魂を写す”窓”であるとしたら、クリエイターのデスクは、その人の頭の中へと通じる”道”なのかもしれない……こう考えた本誌は、気になるデザイナーやファッション界で活躍する友人たちにデスクツアーを依頼。彼らがどのように仕事をしているのかを知るべく、オフィスにお邪魔した。最高級のヴィンテージショップから取り寄せたプリミティブなデスクや美しい文房具はもちろん、時には散らかったデスクの上まで、あらゆる形のワークプレイスをご覧あれ。今回はジミー・チュウのクリエイティブディレクター、サンドラ・チョイのデスクを紹介する。  

10マガジン:デスクはどこで購入したものですか?

SC:アルフィーズ・アンティーク・マーケットで買いました——オフィスで使える作業机がほしくて。

10マガジン: 整理整頓されたデスクと散らかったデスク——好きなのはどっち?

チョイ:私のデスクはいつも散らかっています。それなりに秩序はあるんですけどね。いろんなプロジェクトを同時進行で手がけているので、クリエイティブな”ゴミ捨て場”のようになってしまっています。

10マガジン:デスクにあるもので、いちばん思い入れがあるものは?

チョイ:ペンシルケースですね。どこにでも持っていきますし、2000年初頭からずっと同じものを愛用しているんです。1999年の品番のように、初期のコレクションに取り入れたアイデアなんかも入っているんです。

10マガジン:このデスクから生まれたいちばんの自信作は?

チョイ:どこからはじめましょう……。著名人やスタイリストの方々にジミー チュウのシューズを使いたいと言っていただいたときですね。以前はデスクの上に電話を置いて、レッドカーペットでの着用が決まるたびにチームのメンバーから確認の電話をもらっていました。最高の瞬間でした。

Photography by Anna Stokland この記事は、10 Men Magazine 58号「ELEGANCE, GRACE, BEAUTY」からの抜粋です。

@sandrachoiofficial 

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