Mrs. GREEN APPLEが語る、新アルバム『POPS』と新曲「プロジェクト4」

『10 MAGAZINE JAPAN』2026年秋冬号の表紙を飾るMrs. GREEN APPLE。6thオリジナルフルアルバム『POPS』について、そして新曲「プロジェクト4」に込めた想いを語ったインタビューの一部を紹介する。

『POPS』に収録される新曲を各メディアが1曲ずつ取り上げる企画で、本誌がフォーカスしたのは、彼らにとって初めて全編英語で綴った「プロジェクト4」。楽曲の世界観を表現したスペシャルなフォトセッションも、ぜひ本誌でチェックして。

今のミセス・グリーン・アップルほど、“スター”という言葉が相応しい存在はいない。

6月13日に開催された国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』の授賞式で、2年連続となる「最優秀アーティスト賞」を受賞。8月には「オリコンランキング アーティスト別セールス部門 ストリーミング」において、オリコン史上初となる累積売上金額300億円を突破するなど、次々と偉業を成し遂げている。

また、バラエティ番組『テレビ×ミセス』によって、その存在感はお茶の間にも広がった。現在フェーズ3に入り、新たな局面を迎えた今、どのような心境でいるのか。そして、どのように変容して、これから何を残そうとしているのか。彼らが考える「ヘリテージ」と「レガシー」に迫った。

──今年1月1日にフェーズ3が開幕して、約半年が経ちました。7月5日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で開催された「ゼンジン未到とイ/ミュータブル~間奏編~」のツアーファイナルで、大森さんは「僕が大きな夢を語るとかがしっくりこないタームになってきた」とおっしゃっていましたが、今の活動に対してどのような思いを持っていますか?

大森 大きな会場でライブをすること、多くの方に知ってもらうことは、バンド結成当初から目指していた目標です。でも最近は「思っていたよりも、すごいことになったな」「ミセスってすごいな」と客観的に思う機会が増えてきて。最初は僕1人が「バンドをやりたいから」という理由で始めたバンドだけど、「もうミセスは僕らだけの媒体じゃなくなってきたな」と思いました。

ミセス・グリーン・アップルはみんなの夢であって、みんなの存在である。そう感じたと同時に「僕らのミセスって何なんだろう?」と考えるきっかけにもなったんですよね。僕が「あれをやろう、これをしよう」と統率を取って旗を振っていくより、ファンとの関係値も含めて「みんなでこの景色を見られて嬉しいね」と言い合う。そんなことにワクワクするようになってきたのが、フェーズ3ならではだと思います。

──大森さんが「日本を背負う」と発言されるようになったことも、フェーズ3以降の大きな変化に思います。

きっかけは去年の夏です。デビュー10周年記念となる野外ライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~」を神奈川・山下ふ頭で2日間開催したときに、1回の公演に5万人もの方が観に来てくださって、とんでもない光景だったんですよ。ものすごい数ですし、年齢の垣根もない。チケットに関して言うと、申し込み条件の確認や顔写真登録とか、その時点で高いハードルがあるのに、みんなが足を運んでくれた。

しかも、年1回の旅行をミセスのライブと絡めている人もいて、僕らを見に行くことが1年の大イベントになっている。客席には年配のご夫婦、親子3世代で観に来てくださっている方もいた。その状況を目にして「期待を裏切れない」と思ったし、「これを頑張ろう、あれを叶えよう」と言っている次元じゃないかもと感じたのは、「FJORD」が大きかったです。とにかくみんなが明るくあればいい。そこに心を込められる我々でありたい。それが今年に入ってから「日本を背負う」の発言に繋がりました。

若井 元貴からどんな楽曲が来ても対応できるように、僕とりょうちゃん(藤澤)は約1ヶ月間ひたすら鍛錬の期間を過ごしていました。サポートメンバーを交えてセッションをするときもあれば、お互いほぼ喋らず、各々の楽器と向き合う時間もあったりと、アルバムレコーディングに向けて、自分には何ができるのかを模索しながら1日1日を無駄にしないようにと必死でした。

藤沢 このタイミングだからこそ、いろんなジャンルの奏法やアドリブ演奏に触れたり、基礎について見直す時間にしよう、という話をしました。

気になるインタビューの全文は『10 Magazine Japan』2026年春夏号のプレミアム版をぜひチェックして!

Mrs. GREEN APPLE
ミセス・グリーン・アップル/アーティスト。大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架による3人組バンド。2013年結成、2015年にミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。2025年に『日本レコード大賞』で3連覇を果たし、『第76回NHK紅白歌合戦』では白組のトリを務めるなど、幅広い層から支持されている。「ライラック」がオリコン史上最速で10億回突破したのをはじめ、全楽曲での国内累計ストリーミング数はBillboard JAPAN史上初の180億回を超えている。2026年1月1日に「フェーズ3」を開幕。9月30日に約3年振りのオリジナルフルアルバム『POPS』をリリース、同日から12月にかけて13都市28公演のアリーナツアーを開催する。

Photographer KEN NGAN
Fashion Editor MEGUMI DATE
Creative Director SAORI MASUDA
Talent Mrs. GREEN APPLE
Text SATOSHI SHINKAI

Hair KOHEY at Haku and RINA KAJIWARA
Make-up KATO at Tron
Set designer YUSUKE ISHII
Photographer’s assistants OBI WANG and KEIICHI SHIRAKAWA
Photographer producer GABRIELLA CHEN
Stylist assistants HONOKA TSUNEMOTO and KOUTA KAMBARA
Hair assistant AIMI KURIHARA at Haku
Make-up assistant YURI HORIO
Production HK PRODUCTIONS
Post-production YANN