英国スターのポートレート約60点を紹介する展覧会「アイコンとイメージメーカー ナショナル ポートレート ギャラリー展」が、シャネル ネクサス ホールにて10月2日(金)から11月29日(日)まで開催される。ロンドンの同ギャラリーが所蔵する写真コレクションから、1950年代から現代までの作品を厳選して紹介する展覧会だ。
俳優、ミュージシャン、モデルらの姿を通して浮かび上がるのは、時代を象徴するアイコンのイメージと、その背後にある一人の人間としての表情。写真家と被写体の対話から生まれるポートレートは、ときに新たなペルソナをつくり、ときに本人の本質を捉える。ルイス・モーリーによるシャーロット・ランプリング、ノーマン・ワトソンによるリアム・ギャラガー、ハリー・ボーテンによるスパイス・ガールズ、パオロ・ロヴェルシによるジュード・ロウなど、写真家と被写体の個性が交差する作品にも注目したい。

リアム ギャラガー by ノーマン ワトソン 1994 ©Photo by Norman Watson
一方で、名声の裏側にある自然体の姿を捉えた作品も見どころだ。著名人たちがカメラの前でつくり上げるイメージだけでなく、シャッターが切られる一瞬にふと現れる飾らない表情にも光を当てる。ポートレートという表現を通して、スターたちのパブリックイメージと、その奥にある個人の姿を行き来するような体験をもたらす。イメージとアイデンティティは、どこで交差するのか。英国文化を形づくってきたアイコンと、彼らの姿を写し出してきた写真家。その双方のクリエイティビティに注目を。

スパイス ガールズ by ハリー ボーデン 1996 © Harry Borden
「アイコンとイメージメーカー ナショナル ポートレート ギャラリー展」
2026年10月2日(金)~11月29日(日)
シャネル ネクサス ホール(東京・銀座)
11:00~19:00(最終入場18:30)※11月6日~8日は10:00~19:00
入場無料・予約不要
公式サイト

