シャネル、「CINEMA WEEKS」を銀座で開催 是枝裕和らが選出した受賞作を一般上映


Fuyuko Tsuji

シャネルがショートフィルムの受賞作品を上映する一般イベント「CINEMA WEEKS」を銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催。「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」のマスタークラス受講者によるショートフィルムコンペティションで、是枝裕和らが選出した受賞作を上映する。

ガブリエル シャネルの時代から続く映画との関係性を背景に始動した本プログラムは、是枝監督とともに次世代の才能を支援する取り組み。『万引き家族』や『そして父になる』で知られる是枝監督がメンターとして参加し、若手クリエイターにとって貴重な制作機会となっている。202411月に行われた初回マスタークラスには、アンバサダーのティルダ・スウィントン、安藤サクラ、さらに役所広司、西川美和らが参加し、映画制作を志す若いクリエイターたちと知見を共有した。

是枝裕和監督、ティルダ スウィントン、安藤サクラ、役所広司、西川美和監督

その成果として選出された三本のショートフィルムが今回初披露。『親切がやって来る』『夜明け』『夕べの訪問客』の三作は、シャネルと是枝監督のサポートのもと制作され、それぞれ異なる視点から人間関係や記憶、感情の機微を描き出す。

完成作に対し、是枝監督は「このコラボレーションが作品として結実したことを何より嬉しく思う」とコメント。ティルダ・スウィントンは「新しい感性で人のつながりを描き、未来への希望を感じさせる」と語り、安藤サクラも「映画製作の未来と向き合う刺激的な時間だった」と振り返る。西川美和は各作品について、その視点や演出の強度を評価した。

左より、首藤凜「親切がやって来る」、古川葵「夕べの訪問客」、田中さくら「夜明け」

受賞者には、シャネル傘下のメゾンダールによる特製トロフィーが授与される。ブランドを象徴するツイードから着想を得たデザインは、多様な要素が織り重なり作品を形成する映画制作を想起させる。

CINEMA WEEKS」の会期は4月24日から5月24日まで。4月13日(月)よりシャネルのLINEミニアプリで予約を開始予定。シャネル・ネクサス・ホールの空間で提示される三つの視点は、シャネルが見据える映画の未来を示すものとなりそうだ。

CHANEL AND CINEMA -TOKYO LIGHTS CINEMA WEEKS
日時:424日(金)~ 524日(日)
場所:東京都中央区銀座3-5-3
シャネル銀座ビルディング4階 シャネル・ネクサス・ホール
入場無料/予約優先
Photo: CHANEL